【正解】C
【0からの解説】
①前提知識:アクティビティ ルールは、セキュリティ調査ツール([セキュリティ]>[セキュリティ センター]>[調査ツール])で作成した検索条件をもとに、条件に一致するアクティビティを自動検出してアクション(アラート センターへのアラート送信、メール通知、場合によっては自動対処)を実行するルールです。トリガーとして「しきい値」を選ぶと、「指定した時間枠内でイベント数が〇件を超えたとき」にルールを発動させることができます。データソース「ドライブのログイベント」には、ファイルのダウンロード(イベント名: Download)が記録されます。
②要件の整理:(1) ドライブからのダウンロードを監視、(2) 1 ユーザーあたり 1 時間に 500 ファイル超という件数のしきい値、(3) 自動的に通知、の 3 点です。
③正解の理由:調査ツールで「ドライブのログイベント」「イベント = Download」を条件に検索し、それをアクティビティ ルールとして保存して、しきい値(1 時間で 500 件超、ユーザーごとにグループ化)と、アラート センターへのアラート送信・メール通知のアクションを設定すれば、要件をそのまま満たせます。Google Workspace に組み込まれたマネージドな機能だけで実現でき、追加の開発も不要です。
【誤りの選択肢】
A:ドライブの DLP ルールは、ファイルの「内容」(機密情報や正規表現、ラベルなど)に基づいて共有やダウンロード・印刷・コピーを制限・警告するもので、「1 時間あたりのダウンロード件数」のような行動の量を条件にした通知はできません。
B:アラート センターは発生したアラートを確認・管理する画面で、監査ログを人が見て大量ダウンロードを探すのは手作業の事後確認です。「自動的に通知」という要件を満たしません。
D:Google Cloud Monitoring は Google Cloud のリソース(VM や Cloud Run など)の指標を監視するサービスで、Workspace ユーザーのドライブでのダウンロード操作を直接ユーザー単位で監視する仕組みではありません。仮にログをエクスポートして自前で構築しても運用負荷が大きく、Workspace 組み込みのアクティビティ ルールに劣ります。
【参考】
アクティビティ ルールを作成、管理する | Security & data protectionセキュリティ調査ツールについて | Security & data protection