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GCP-CDL 練習問題 6|Google Cloud の運用によるスケーリング

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問題
ある組織は、ハードウェア障害やサイバー攻撃によって発生する可能性のあるデータ損失のリスクを懸念しています。そのような事態が発生した場合に、システムを以前の状態に復元できるようにしたいと考えています。組織は何をすべきですか。

選択肢と解説

  • 1
    サービスレベル目標(SLO)を設定する。
  • 2
    Cloud Monitoring を使用する。
  • ✓
    データを定期的にバックアップする。
  • 4
    自動スケーリングを有効にする。

解説

【正解】C

【0からの解説】
①前提知識
バックアップとは、ある時点のデータやシステムの状態のコピーを、元とは別の場所に保存しておくことです。機器の故障でデータが消えたり、ランサムウェア(データを勝手に暗号化して身代金を要求するマルウェア)などのサイバー攻撃でデータが壊されたりしても、バックアップがあれば「壊れる前の状態」に戻せます。Google Cloud では Backup and DR Service や、Compute Engine のスナップショット、Cloud SQL の自動バックアップなどでこれを実現できます。

②問題文の要件の整理
・懸念:ハードウェア障害やサイバー攻撃による「データ損失」
・目的:そうした事態が起きたとき、システムを「以前の状態に復元」できるようにしたい
求められているのは「失われたデータを取り戻す手段」です。

③正解がその要件をどう満たすか
定期的にバックアップを取っておけば、障害や攻撃が起きた場合でも、直近のバックアップ時点の状態へデータやシステムを復元できます。定期的に取ることで、失われるデータの量(最後のバックアップ以降の分)を小さく抑えられます。Google Cloud の Well-Architected Framework(設計のベストプラクティス集)でも、バックアップの取得と、そこから実際に復元できるかのテストが信頼性向上の重要な取り組みとして挙げられています。

【誤りの選択肢】
A:サービスレベル目標(SLO)は「サービスの稼働率を 99.9% 以上に保つ」といった、信頼性の目標値を決めるものです。目標を定めても、それ自体でデータが保護されたり復元できるようになったりはしません。
B:Cloud Monitoring は、システムの状態(CPU 使用率やエラー数など)を監視し、異常をグラフやアラートで知らせるサービスです。問題の発生には気づけますが、失われたデータを元に戻す機能はありません。
D:自動スケーリングは、アクセス量に応じてサーバーの台数を自動で増減させる機能です。負荷の変動に対応する仕組みであり、破損・消失したデータを過去の状態に戻すことはできません。

【参考】
データ損失からの復元のテストを行う
Well-Architected Framework: 信頼性の柱
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