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GCP-CDL 練習問題 15|Google Cloud の信頼とセキュリティ

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問題
ある組織は、ユーザーに対して職務の遂行に必要な権限のみを付与するようにしたいと考えています。このアプローチを表すセキュリティの原則はどれですか。

選択肢と解説

  • 1
    サイバー レジリエンス
  • 2
    ゼロトラスト
  • ✓
    最小権限
  • 4
    セキュア バイ デフォルト

解説

【正解】C

【0からの解説】
①前提知識
「権限」とは、システム上で何をしてよいか(データを見る、変更する、削除する、設定を変えるなど)の許可のことです。Google Cloud では IAM(Identity and Access Management=「誰が・どのリソースに・何をしてよいか」を管理する仕組み)でこれを付与します。
最小権限の原則(Principle of Least Privilege)とは、「ユーザーやプログラムには、仕事に必要な最小限の権限だけを与え、それ以上は与えない」という考え方です。

②問題文の要件の整理
「職務の遂行に必要な権限のみを付与する」という説明に、そのまま当てはまる原則の名前が問われています。

③正解がその要件をどう満たすか
最小権限の原則はまさに「必要な分だけ」の権限付与を指します。こうしておくと、アカウントが乗っ取られた場合や操作ミスをした場合でも、被害が及ぶ範囲を小さく抑えられます。Google Cloud でも、「オーナー」「編集者」のような広すぎる基本ロールではなく、職務に合った事前定義ロールやカスタムロールを使うことが推奨されています。

【誤りの選択肢】
A:サイバー レジリエンスは、サイバー攻撃や障害が起きても事業を継続し、素早く回復できる組織の力(回復力)を指します。権限の範囲を最小にするという考え方そのものではありません。
B:ゼロトラストは、「社内ネットワークの内側だから安全」とみなさず、すべてのアクセスをその都度、本人確認や端末の状態などで検証してから許可するセキュリティ モデルです。最小権限はゼロトラストを支える要素の一つですが、問題文の「必要な権限のみを付与する」という原則を直接表す名前は「最小権限」です。
D:セキュア バイ デフォルトは、製品やサービスが最初から(初期設定の状態で)安全な設定になっていることを指します。利用者ごとに必要な権限だけを付与するという考え方とは別のものです。

【参考】
IAM を安全に使用する | Identity and Access Management (IAM)
IAM の概要 | Identity and Access Management (IAM)
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