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GCP-CDL 練習問題 11|Google Cloud の人工知能によるイノベーション

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問題
ある金融機関では、毎年多くの顧客が口座を解約しています。この組織は、データと AI を使って解約の恐れがある顧客を特定し、割引や改善したサービスを提供することで顧客を引き留めたいと考えています。組織は何をすべきですか。

選択肢と解説

  • 1
    過去に離脱した顧客のダッシュボードを作成し、可視化の中で明らかな相関関係を探す。
  • ✓
    過去に離脱した顧客の属性(デモグラフィック)と行動に基づいて ML モデルを作成する。
  • 3
    すべての顧客を対象にアンケートを作成し、現在の満足度を把握する。
  • 4
    昨年の顧客フィードバックに基づいてレポートを作成する。

解説

【正解】B

【0からの解説】
①前提知識:
・機械学習(ML):大量の過去データからパターン(規則性)をコンピュータに学習させ、新しいデータに対して予測や判断をさせる技術です。
・解約予測(チャーン予測):過去に解約した顧客と継続している顧客の違いを ML に学ばせ、「今いる顧客のうち、誰が解約しそうか」を確率で予測する代表的な活用例です。
・ダッシュボードやレポート(BI):過去に「何が起きたか」を人が見て理解するためのもので、未来の予測を自動で行うものではありません。

②問題文の要件:「データと AI を使う」「解約の恐れがある顧客を特定する(=これから解約しそうな人を見つける)」「割引などで引き留める」。

③正解の理由:過去に離脱した顧客の属性(年齢層、取引年数など)と行動(ログイン頻度、取引額の変化、問い合わせ回数など)を学習データにして ML モデルを作れば、現在の顧客一人ひとりの解約リスクを予測できます。リスクが高い顧客に絞って割引やサービス改善を提案できるため、問題文の要件である「AI を使ってリスク顧客を特定し、引き留める」を最も直接的に満たします。Google Cloud では BigQuery ML や Vertex AI(現 Gemini Enterprise Agent Platform)で、こうしたモデルを作成できます。

【誤りの選択肢】
A:ダッシュボードで「明らかな相関」を人の目で探す方法は、過去の傾向を理解する助けにはなりますが、AI は使っておらず、多くの要因が複雑に絡む解約の兆候を見落としがちです。また、個々の顧客のリスクを予測することもできません。
C:全顧客へのアンケートは時間がかかり、回答しない顧客も多いため、解約しそうな顧客を網羅的に特定できません。AI を使って既存データから予測するという要件も満たしません。
D:昨年のフィードバックのレポートは過去の振り返りにすぎず、今の顧客の誰が解約しそうかを予測するものではありません。データと AI の活用という要件も満たしません。

【参考】
機械学習の概要 種類と用途
予測分析とは | AI データ分析
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