模擬問題集SCS-C03練習問題 8

SCS-C03 練習問題 8

AWS Security – Specialty・検出・無料公開(全 100 問中 15 問を無料公開中)

問題
セキュリティエンジニアが、Amazon S3 バケット内のオブジェクトに関する詳細情報をキャプチャするロギングソリューションを実装する必要があります。このソリューションには、リクエストを行った IAM アイデンティティや、オブジェクトがアクセスされた時刻といった詳細が含まれている必要があります。データは構造化されており、ほぼリアルタイムで利用できる必要があります。 これらの要件を満たすソリューションはどれですか?

選択肢と解説

  • 1
    S3 バケットで Amazon S3 サーバーアクセスログを有効にする。ログを保存する新しい S3 バケットを作成し、そのバケットからログを分析する。
  • AWS CloudTrail のデータイベントログを有効にする。ログを保存する新しい S3 バケットを作成し、そのバケットからログを分析する。
  • 3
    S3 バケットに保存されたオブジェクトへのアクセスをログに記録するよう AWS Config ルールを設定する。
  • 4
    Amazon Macie を有効にして、S3 バケットに保存されたオブジェクトへのアクセスをログに記録する。

解説

【正解】B

【0からの解説】
要件は「①リクエストを行った IAM アイデンティティ ②アクセス時刻 ③構造化データ ④ほぼリアルタイム」でオブジェクトレベルのアクセスを記録することです。

これに最も合致するのが AWS CloudTrail のデータイベント(data events)です。CloudTrail のデータイベントを S3 に対して有効にすると、GetObject や PutObject などのオブジェクトレベルの API 操作を記録できます。CloudTrail のレコードには、誰が(userIdentity = IAM アイデンティティ)、いつ(eventTime)、何を、どこから行ったかが JSON 形式(構造化データ)で含まれ、配信はほぼリアルタイムです。これで①〜④すべてを満たします。

【誤りの選択肢】
A:S3 サーバーアクセスログもオブジェクトアクセスを記録できますが、形式はスペース区切りのテキスト(CloudTrail ほど構造化されていない)で、配信はベストエフォートで遅延があり「ほぼリアルタイム」ではありません。また IAM アイデンティティの詳細さでも CloudTrail に劣ります。
C:AWS Config はリソースの「設定(構成)」の変化を追跡・評価するサービスで、オブジェクトへの個々のアクセス(誰がいつ読んだか)を記録する用途ではありません。要件に合いません。
D:Amazon Macie は機密データの「分類・検出」を行うサービスで、オブジェクトへのアクセスログを取るサービスではありません。要件の用途が異なります。

【参考】
CloudTrail で S3 のデータイベントをログ記録する
CloudTrail のデータイベント
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