【正解】B、E
【0からの解説】
データメッシュとは、データを「ドメイン(事業部門)」ごとに分散して所有・管理しつつ、横断的なカタログとガバナンスで安全に共有・発見できるようにするアーキテクチャの考え方です。AWS でこれを実現する標準的な構成は次のとおりです。
・
ストレージ層は Amazon S3:スケーラブルで安価なデータレイクの基盤になります。各ドメインのデータを S3 に置き、
分析は Amazon Athena(サーバーレス SQL)で行えば、サーバー管理なしに横断クエリができます(選択肢 B)。
・
一元的なガバナンス/アクセス制御は AWS Lake Formation:S3 のデータレイクを登録し、データベース/テーブル/列/行レベルの権限を中央集権的に付与でき、アカウントをまたいだデータ共有(Lake Formation のクロスアカウント共有)にも対応します。これがデータメッシュの「中央ガバナンス」の核になります(選択肢 E)。
AWS Glue Data Catalog がメタデータの共有カタログ、Glue ETL が変換を担い、S3+Athena+Lake Formation が組み合わさってデータメッシュが成立します。よって B と E が正解です。
【誤りの選択肢】
A:Amazon Aurora や Redshift プロビジョンドクラスターはトランザクション DB/データウェアハウスとして有用ですが、Glue+S3 を前提とするデータレイク型のデータメッシュにおける「ストレージ+分析」の標準構成ではなく、また中央ガバナンス(Lake Formation)の要件を満たしません。
C:AWS Glue DataBrew はノーコードのデータ準備・クレンジングツールであり、「一元的なデータガバナンスとアクセス制御」を担うサービスではありません。アクセス制御は Lake Formation の役割です。
D:Amazon RDS は OLTP 向けのリレーショナル DB で、データメッシュのデータレイクストレージには適しません。EMR も分析に使えますが、本問のサーバーレスかつ低運用なデータメッシュ構成としては S3+Athena が標準で、かつ中央ガバナンス要件を満たしません。
【参考】
AWS Lake Formation でのデータメッシュ構築AWS Lake Formation とはAmazon Athena とは