模擬問題集DEA-C01練習問題 4

DEA-C01 練習問題 4

AWS Data Engineer – Associate・データセキュリティとガバナンス・無料公開(全 200 問中 15 問を無料公開中)

問題
ある金融会社はデータメッシュ(data mesh)を実装したいと考えています。このデータメッシュは、一元化されたデータガバナンス、データ分析、データアクセス制御をサポートする必要があります。同社は、データカタログと抽出・変換・ロード(ETL)操作に AWS Glue を使用することを決定しました。 データメッシュを実装する AWS サービスの組み合わせはどれですか?(2 つ選択してください。)

選択肢と解説

  • 1
    データストレージに Amazon Aurora を使用する。データ分析に Amazon Redshift プロビジョンドクラスターを使用する。
  • データストレージに Amazon S3 を使用する。データ分析に Amazon Athena を使用する。
  • 3
    一元化されたデータガバナンスとアクセス制御に AWS Glue DataBrew を使用する。
  • 4
    データストレージに Amazon RDS を使用する。データ分析に Amazon EMR を使用する。
  • 一元化されたデータガバナンスとアクセス制御に AWS Lake Formation を使用する。

解説

【正解】B、E

【0からの解説】
データメッシュとは、データを「ドメイン(事業部門)」ごとに分散して所有・管理しつつ、横断的なカタログとガバナンスで安全に共有・発見できるようにするアーキテクチャの考え方です。AWS でこれを実現する標準的な構成は次のとおりです。

ストレージ層は Amazon S3:スケーラブルで安価なデータレイクの基盤になります。各ドメインのデータを S3 に置き、分析は Amazon Athena(サーバーレス SQL)で行えば、サーバー管理なしに横断クエリができます(選択肢 B)。
一元的なガバナンス/アクセス制御は AWS Lake Formation:S3 のデータレイクを登録し、データベース/テーブル/列/行レベルの権限を中央集権的に付与でき、アカウントをまたいだデータ共有(Lake Formation のクロスアカウント共有)にも対応します。これがデータメッシュの「中央ガバナンス」の核になります(選択肢 E)。

AWS Glue Data Catalog がメタデータの共有カタログ、Glue ETL が変換を担い、S3+Athena+Lake Formation が組み合わさってデータメッシュが成立します。よって B と E が正解です。

【誤りの選択肢】
A:Amazon Aurora や Redshift プロビジョンドクラスターはトランザクション DB/データウェアハウスとして有用ですが、Glue+S3 を前提とするデータレイク型のデータメッシュにおける「ストレージ+分析」の標準構成ではなく、また中央ガバナンス(Lake Formation)の要件を満たしません。
C:AWS Glue DataBrew はノーコードのデータ準備・クレンジングツールであり、「一元的なデータガバナンスとアクセス制御」を担うサービスではありません。アクセス制御は Lake Formation の役割です。
D:Amazon RDS は OLTP 向けのリレーショナル DB で、データメッシュのデータレイクストレージには適しません。EMR も分析に使えますが、本問のサーバーレスかつ低運用なデータメッシュ構成としては S3+Athena が標準で、かつ中央ガバナンス要件を満たしません。

【参考】
AWS Lake Formation でのデータメッシュ構築
AWS Lake Formation とは
Amazon Athena とは
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