模擬問題集DEA-C01練習問題 12

DEA-C01 練習問題 12

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問題
あるメディア企業は、処理のために大容量の動画ファイルを Amazon S3 にアップロードします。処理後、同社はファイルの再処理が必要になる場合に備えて、元のファイルを90日間保持する必要があります。90日後は、ストレージコストを削減するためにファイルを削除できます。同社は処理済みの動画を別の S3 バケットに保存します。 元のファイルについて、これらの要件を最もコスト効率よく満たす S3 ライフサイクル構成はどれですか?

選択肢と解説

  • 1
    ファイルを90日間 S3 Standard に保存する。その後ファイルを長期保管のために S3 Glacier Flexible Retrieval に移行する。その後ファイルを有効期限切れ(expire)にする。
  • 2
    ファイルを90日間 S3 Standard に保存する。バージョニングを有効にする。ファイルに対して90日間 Object Lock を有効にする。その後ファイルを有効期限切れにする。
  • ファイルを90日間 S3 Standard に保存する。S3 ライフサイクル管理を実装してファイルを有効期限切れにする。
  • 4
    ファイルを90日間 S3 Intelligent-Tiering に保存する。バージョニングを有効にする。S3 ライフサイクル管理を追加してファイルを有効期限切れにする。

解説

【正解】C

【0からの解説】
要件は「元ファイルを90日間保持(その間は再処理に備えてアクセスする可能性あり)」「90日後は削除」「最もコスト効率よく」です。
・90日でデータを完全に削除するのですから、その途中で別のストレージクラス(Glacier 等)へ移行しても意味がありません。むしろ移行には最低保管期間や移行手数料が絡み、すぐ消すデータには割高・無駄になります。
・最もシンプルかつ安価なのは「90日間 S3 Standard に置き、S3 ライフサイクルルールで90日後に Expire(削除)する」ことです。再処理にすぐアクセスできる Standard のまま保持し、期限到来で自動削除します。
この素直な構成 C が最もコスト効率的です。

【誤りの選択肢】
A:90日後に削除するのに、その前に Glacier Flexible Retrieval へ移行するのは無意味です。Glacier への移行コストや最低保管期間(90日)のペナルティが発生し得て、かえって割高になります。
B:バージョニングや Object Lock(書き込み禁止のロック)は要件にありません。Object Lock を有効にすると保持期間中はオブジェクトを削除できず、不要な機能でコストと複雑さが増えます。
D:S3 Intelligent-Tiering は対象オブジェクトごとに月額のモニタリング・自動階層化手数料がかかります。90日という短期間で削除する大容量ファイルにはモニタリング費用が無駄で、Standard + Expire より割高になります。バージョニングも不要です。

【参考】
S3 ライフサイクル設定でオブジェクトを失効させる
Amazon S3 ストレージクラス
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