【正解】D
【0からの解説】
キーワードを順に拾います。「半構造化データ」「サーバーレス」「書き込みは稀・読み取りは頻繁」「ミリ秒で取得」「運用負荷最小」。
・Amazon DynamoDB は完全マネージドのサーバーレス NoSQL データベースで、JSON のような半構造化(キー・バリュー/ドキュメント)データの保存に適し、単一桁ミリ秒のレイテンシでアクセスできます。容量管理やパッチ適用が不要で運用負荷が小さいのも特長です。
・読み取りが頻繁という要件には DynamoDB Accelerator (DAX) を組み合わせます。DAX は DynamoDB 専用のインメモリキャッシュで、キャッシュヒット時はマイクロ秒台の読み取りを実現し、頻繁な読み取りを高速化します。
これらにより、すべての要件をサーバーレスかつ低運用負荷で満たすのが D です。
【誤りの選択肢】
A:S3 はオブジェクトストレージであり、トランザクションデータベースとしての一貫した低レイテンシなアイテム取得には向きません。S3 Transfer Acceleration は遠距離からのアップロード高速化機能で、本要件の「ミリ秒読み取り」とは無関係です。
B:S3 上の Iceberg テーブルは大規模分析(クエリ)向けのテーブル形式であり、ミリ秒単位の個別レコード取得を行うトランザクション用途には不適です。Transfer Acceleration も的外れです。
C:RDS for MySQL は管理が必要なリレーショナルデータベースで、本問の「サーバーレス」要件を満たしません(Aurora Serverless でない MySQL クラスターはインスタンス管理が伴います)。半構造化データの自然な保存先でもありません。
【参考】
Amazon DynamoDB とはDynamoDB Accelerator (DAX) によるインメモリ高速化