正解: 1. はい / 2. はい / 3. いいえ
VNet 統合用のサブネットは App Service に委任 (Microsoft.Web/serverFarms) され他リソースは入れられず、送信通信はサブネット内のプライベート IP を使用しますが、受信トラフィックはプライベート エンドポイントが構成されていないため公開エンドポイントを介してしか到達できません。
解説: App Service の VNet 統合では、対象のサブネットは Microsoft.Web/serverFarms に委任され、その App Service プラン (ASP1) に属するアプリの送信トラフィック用としてのみ使用できます。同じサブネットには他のサービスや VM を配置できず、Multi-Plan Subnet Join (MPSJ) を利用しない限り別の App Service プランも参加できません。as12 は Subnet2 内の IP アドレスを 1 つ割り当てられ、それを送信通信のソースとして使用します (WEBSITE_PRIVATE_IP で公開)。一方で VNet 統合はあくまで「送信」用機能であり、受信プライベート アクセスは提供しません。プライベート エンドポイント接続が空である本問の構成では、Vnet1 内の VM が as12 に接続する際も DNS は引き続きパブリック (azurewebsites.net) を解決し、パブリック エンドポイント経由で接続されます。よって 1=はい、2=はい、3=いいえ となります。
各選択肢の検討:
- はい / はい / いいえ: 委任サブネットの制約、VNet 統合の送信元 IP、プライベート エンドポイント未構成時の挙動という 3 点すべてに合致する正答。
- はい / はい / はい: プライベート エンドポイントが存在しないため Vnet1 から as12 への接続はパブリック IP 経由となり、3 番目を「はい」とするのは誤り。
- いいえ / はい / いいえ: VNet 統合用サブネットには ASP1 のアプリのみ配置可能なため、1 番目の「いいえ」が誤り。
- はい / いいえ / いいえ: VNet 統合により as12 の送信トラフィックは Subnet2 の IP を使用するため、2 番目の「いいえ」が誤り。
- いいえ / はい / はい: 1 番目と 3 番目の評価がともに誤り。
参考: Microsoft LearnAzure App Service の VNet 統合App Service のプライベート エンドポイント