模擬問題集AZ-700練習問題 1

AZ-700 練習問題 1

Azure Network Engineer・ハイブリッド ネットワークの設計・実装・管理・無料公開(全 160 問中 15 問を無料公開中)

問題
あなたは Vnet1 という名前の Azure 仮想ネットワークと、オンプレミス ネットワークを所有しています。オンプレミス ネットワークにはポリシー ベース VPN デバイスがあります。 Vnet1 には、SKU が VpnGw1 でルート ベースとして構成された GW1 という名前の仮想ネットワーク ゲートウェイがデプロイされています。 GW1 に対するサイト間 (S2S) VPN 接続が次のように構成されています。 [GW1 の接続設定] | 設定 | 値 | | Use Azure Private IP Address | Disabled | | BGP | Disabled | | IPsec / IKE policy | Default | | Use policy based traffic selector | Enable | | DPD timeout in seconds | 45 | | Connection Mode | Default | | IKE Protocol | IKEv2 | オンプレミス ネットワークがルート ベースの GW1 に接続できるようにする必要があります。 接続を作成する前に行うべきことは何ですか?

選択肢と解説

  • 1
    Connection Mode を ResponderOnly に設定する。
  • 2
    BGP を Enabled に設定する。
  • 3
    Use Azure Private IP Address を Enabled に設定する。
  • IPsec / IKE policy を Custom に設定する。

解説

正解: IPsec / IKE policy を Custom に設定する。
ルート ベース VPN ゲートウェイからポリシー ベース VPN デバイスへ接続するには、カスタム IPsec/IKE ポリシーと組み合わせてポリシー ベース トラフィック セレクター (UsePolicyBasedTrafficSelectors) を有効にする必要があります。
解説: ポリシー ベース VPN デバイスは、両端のプレフィックスの組み合わせ (具体的なトラフィック セレクター) を用いて IPsec トンネルの暗号化対象を定義します。一方、ルート ベース VPN ゲートウェイは既定でワイルドカード (0.0.0.0/0) のトラフィック セレクターを使用するため、そのままではポリシー ベース デバイスとの IKE フェーズ 2 ネゴシエーションが成立しません。Azure のルート ベース VPN ゲートウェイでポリシー ベース デバイスと相互運用するには、接続オブジェクトで「Use policy based traffic selector = Enable」とするだけでなく、カスタム IPsec/IKE ポリシー (IKE および IPsec の暗号化/整合性アルゴリズム、DH/PFS グループ、SA ライフタイムを完全指定) を割り当てる必要があります。提示の構成では Use policy based traffic selector が Enable になっているものの、IPsec / IKE policy が Default のままであるため、接続を作成する前に Custom へ変更しカスタム ポリシーを定義する必要があります。
各選択肢の検討:
  • Connection Mode を ResponderOnly に設定する。: Connection Mode は IKE ネゴシエーションのイニシエーター/レスポンダーを制御する設定であり、ポリシー ベース デバイスとの相互運用要件とは関係ありません。
  • BGP を Enabled に設定する。: BGP は動的ルーティング用であり、ポリシー ベース VPN は静的セレクターのみを扱うため BGP は使用できません。むしろ有効化は要件と矛盾します。
  • Use Azure Private IP Address を Enabled に設定する。: これは ExpressRoute プライベート ピアリング経由でゲートウェイのプライベート IP を VPN エンドポイントとして使う機能で、ポリシー ベース デバイスとのトラフィック セレクター不整合の解消には寄与しません。
  • IPsec / IKE policy を Custom に設定する。: カスタム ポリシーを指定することで、ポリシー ベース トラフィック セレクターを伴う接続を作成でき、ポリシー ベース デバイスとの相互運用が成立します。
参考: Microsoft Learn
オンプレミスのポリシー ベースの複数の VPN デバイスに VPN ゲートウェイを接続する
練習問題 2
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