【正解】A
【0からの解説】
Route 53 は、レコードに「ヘルスチェック」を関連付けて初めて、そのエンドポイントが正常かどうかを判断し、異常なエンドポイントを応答対象から外すことができます。本問では加重 A レコードにヘルスチェックが関連付けられていなかったため、AZ のエンドポイントが異常になっても Route 53 はそれを検知できず、ダウンしたエンドポイントへトラフィックを送り続けてしまいました。各加重レコードに Route 53 ヘルスチェックを追加すれば、Route 53 は異常なレコードを自動的に応答から除外し、正常なエンドポイントだけにトラフィックを振り分けるようになります。これが正解 A です。
【誤りの選択肢】
A はヘルスチェック未設定という根本原因を解消し、異常エンドポイントの自動除外を実現するため正しい解決策です。
B:特定リージョンの加重を増やしても、異常なエンドポイント自体の検知・除外はできません。加重を変えるだけでは依然としてダウンしたエンドポイントにトラフィックが流れます。
C:すでにレイテンシーベースルーティングを使っており、「一律に再構成」しても AZ レベルの異常検知の仕組みは追加されません。問題(ヘルスチェック不在)を解決しません。
D:TTL を下げると DNS 変更の伝播は速くなりますが、エンドポイントの正常性を判断する仕組み(ヘルスチェック)がなければ、そもそも Route 53 は異常なエンドポイントを除外できません。原因解決になりません。
【参考】
Route 53 ヘルスチェックと DNS フェイルオーバーの仕組みヘルスチェックをレコードに関連付ける際の考慮事項