【正解】B
【0からの解説】
AWS では、リソースに「タグ」を付けるだけでは、そのタグを使ってコストを内訳表示(フィルタリング/グループ化)することはできません。タグをコスト分析に使うには、請求コンソール(Billing and Cost Management)の「コスト配分タグ」画面で、対象のユーザー定義タグを明示的に「有効化(アクティブ化)」する必要があります。有効化すると、それ以降に発生したコストに対してそのタグが Cost Explorer や Cost and Usage Report のディメンションとして利用できるようになります。本問では 20 日経っても使えないのは、単にタグの「有効化」操作を行っていないためです。これが原因 B です。
【誤りの選択肢】
A:「30 日かかる」という仕様は存在しません。コスト配分タグを有効化すると、有効化後の使用分から(通常 24 時間程度で)反映されます。日数が原因ではなく、有効化していないことが原因です。
B はコスト配分タグの有効化が未実施という、まさに正しい原因を述べています。
C:Cost and Usage Report(CUR)はコストの詳細レポートですが、Cost Explorer でタグフィルターを使う前提条件は CUR の作成ではなく、コスト配分タグの有効化です。CUR の有無は本問の症状と無関係です。
D:AWS Budgets で予算を作成しても、Cost Explorer でタグをフィルターに使えるようにはなりません。予算機能とコスト配分タグの有効化は別物です。
【参考】
コスト配分タグの有効化(ユーザー定義タグ)ユーザー定義のコスト配分タグの使用