模擬問題集ANS-C01練習問題 9

ANS-C01 練習問題 9

AWS Advanced Networking – Specialty・ネットワーク設計・無料公開(全 200 問中 15 問を無料公開中)

問題
ある企業は、複数の VPC と 2 つのオンプレミスデータセンターでホストされる高可用性アプリケーションを運用しています。すべての VPC は同一の AWS リージョンに存在します。すべての VPC は、複数ギガバイトに及ぶサイズのファイルを転送するために、相互に、そしてオンプレミスデータセンターにアクセスする必要があります。 ネットワークエンジニアは、オンプレミスデータセンターを各 VPC に接続するための AWS Direct Connect ソリューションを設計しています。 運用上のオーバーヘッドが最も少なく、企業の要件を満たすアーキテクチャはどれですか?

選択肢と解説

  • 1
    リージョン内の各 VPC に仮想プライベートゲートウェイとプライベート VIF を構成する。Direct Connect ゲートウェイを構成する。すべての VPC の VIF を Direct Connect ゲートウェイに関連付ける。Direct Connect ゲートウェイを各オンプレミスデータセンターに接続する新しいプライベート VIF を作成する。新しいプライベート VIF を、オンプレミスデータセンターと BGP ルートを交換し、MTU を 9001 にするように構成する。各 VPC 間で VPC ピアリングを使用する。VPC 間ルーティングを提供するため各 VPC で静的ルーティングを構成する。
  • 2
    リージョン内の各 VPC に仮想プライベートゲートウェイとプライベート VIF を構成する。Direct Connect ゲートウェイを構成する。すべての VPC の VIF を Direct Connect ゲートウェイに関連付ける。Direct Connect ゲートウェイを各オンプレミスデータセンターに接続する新しいプライベート VIF を作成する。新しいプライベート VIF を、オンプレミスデータセンターと BGP ルートを交換し、MTU を 8500 にするように構成する。各 VPC 間で VPC ピアリングを使用する。VPC 間ルーティングを提供するため各 VPC で静的ルーティングを構成する。
  • 3
    各 VPC と同一リージョンに Transit Gateway を構成する。各 VPC を Transit Gateway にアタッチする。Direct Connect ゲートウェイを構成する。Direct Connect ゲートウェイを Transit Gateway に関連付ける。各 Direct Connect 接続に新しい transit VIF を関連付ける。新しい transit VIF を、BGP ルートを交換し、MTU を 9001 にするように構成する。各 VPC と Transit Gateway 間でルート伝播を構成する。
  • 各 VPC と同一リージョンに Transit Gateway を構成する。各 VPC を Transit Gateway にアタッチする。Direct Connect ゲートウェイを構成する。Direct Connect ゲートウェイを Transit Gateway に関連付ける。各 Direct Connect 接続に新しい transit VIF を関連付ける。新しい transit VIF を、BGP ルートを交換し、MTU を 8500 にするように構成する。各 VPC と Transit Gateway 間でルート伝播を構成する。

解説

【正解】D

【0からの解説】
この問題のポイントは 2 つです。(1) 多数の VPC + 複数のオンプレミスデータセンターを「最も運用負荷が少なく」相互接続するトポロジの選択、(2) 複数ギガバイトのファイル転送に向けたジャンボフレーム(高 MTU)の正しい値です。

まずトポロジ。多数の VPC を相互接続する場合、VPC ピアリングは「フルメッシュ」になり、VPC が増えるたびにピアリング接続と各 VPC のルートテーブルの静的ルートを追加・管理する必要があり、運用負荷が急増します。一方 AWS Transit Gateway は「ハブ&スポーク」で、各 VPC を 1 回アタッチしてルート伝播(propagation)を有効にするだけで相互接続でき、オンプレミス側も Direct Connect ゲートウェイを Transit Gateway に関連付け、transit VIF 1 つで集約できます。よって運用負荷が最小なのは Transit Gateway + Direct Connect ゲートウェイ + transit VIF の構成(C か D)です。

次に MTU。Direct Connect 上のプライベート VIF は最大 9001 バイトのジャンボフレームに対応しますが、Transit Gateway 経由(transit VIF)でジャンボフレームを使う場合の最大 MTU は 8500 バイトです。したがって transit VIF の MTU は 9001 ではなく 8500 を指定する D が正解です。

【誤りの選択肢】
A:仮想プライベートゲートウェイ + プライベート VIF + VPC ピアリング + 静的ルーティングという構成で、VPC が増えるたびにピアリングとルートを手作業で増やす必要があり運用負荷が大きい。
B:A と同様にピアリング+静的ルーティングで運用負荷が大きい(MTU 値自体は妥当だがトポロジが非効率)。
C:トポロジ(Transit Gateway + transit VIF)は正しいが、transit VIF の最大 MTU は 8500 であり 9001 は構成できないため誤り。

【参考】
AWS Direct Connect のジャンボフレームに関するページ(MTU 8500 / 9001)
Transit Gateway と Direct Connect ゲートウェイの関連付け
← 練習問題 8練習問題 10
ANS-C01 の模擬問題集は全 200

本番形式の練習テスト 4 回を、試験モード/演習モードで受験できます。 全問に解説付き、ドメイン別の弱点分析にも対応。模試プラン(月額 ¥980)からご利用いただけます。

ANS-C01 の模試を受ける料金プランを見る

ANS-C01 の無料公開問題

問題 1問題 2問題 3問題 4問題 5問題 6問題 7問題 8問題 9問題 10問題 11問題 12問題 13問題 14問題 15