【正解】B、C、F
【0からの解説】
通常の Site-to-Site VPN では、カスタマーゲートウェイ(オンプレミス側ルーター)に
静的なパブリック IP を指定し、AWS 側はその IP に向けてトンネルを確立します。しかし本問ではオンプレミスに静的パブリック IP がありません。この場合、AWS は「証明書ベースの認証」と「IP アドレスを指定しないカスタマーゲートウェイ」を使う構成をサポートしており、これにより AWS 側からトンネルを開始(initiate)できます。
必要な 3 要素は次の通りです。
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B(IKEv2): 静的 IP を持たないカスタマーゲートウェイ(証明書ベース認証)は IKEv2 を必須とします。IKEv1 では対応できません。
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C(プライベート CA の証明書): 事前共有キー(PSK)の代わりに、AWS Private Certificate Authority の
プライベート CA で発行した証明書を相互認証に使用します。AWS Certificate Manager 経由でカスタマーゲートウェイにこの証明書を関連付けます。
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F(IP を指定しないカスタマーゲートウェイ): オンプレミスの IP が動的/不定なので、カスタマーゲートウェイ作成時に IP アドレスを指定しません。これにより AWS は相手 IP に縛られず、証明書 ARN によって相手を識別してトンネルを確立できます。
【誤りの選択肢】
A:IKEv1 は、静的 IP を持たない(証明書ベース)カスタマーゲートウェイ構成をサポートしないため誤り。IKEv2 が必須。
D:AWS Private Certificate Authority で作成するのは
プライベート CA であり、「パブリック CA」という指定は誤り(本ユースケースではプライベート CA 証明書を使う)。
E:「現在の動的 IP アドレスを指定する」と固定 IP を前提とした構成になり、IP が変わると接続が破綻する。動的 IP のケースでは IP を指定しない構成にすべきで誤り。
【参考】
証明書ベース認証の Site-to-Site VPN(IP を指定しないカスタマーゲートウェイ)Site-to-Site VPN のトンネル認証オプション(プライベート証明書)