【正解】C
【0からの解説】
この問題のポイントは 2 つの制約です。
(1) コンプライアンス上、各 VM へのソフトウェアのインストール/変更には変更リクエストの承認が必要 → VM ごとにエージェントを入れる方式は承認の手間で大幅に遅くなる、または避けたい。
(2) 移行を最短時間で完了したい。
AWS Application Migration Service(MGN)には「エージェントレスレプリケーション」があり、VMware vCenter にアプライアンスをデプロイすることで、各 VM に個別エージェントをインストールせずにブロックレベルで複製できます。これによりソフトウェアインストールの変更リクエストを VM ごとに起票する必要がなくなり、最短で進められます(選択肢 C)。
共有 Windows フォルダー(Windows のファイル共有)は、Windows ネイティブの SMB ファイル共有をフルマネージドで提供する Amazon FSx for Windows File Server に移行するのが最適です。データは 100 GB 超ですが 10 Gbps の Direct Connect があるためネットワークコピーで十分高速です。移行後、各 VM のファイル共有を FSx に再マッピングします。
【誤りの選択肢】
A:移行先が EFS(Linux/NFS 向け)になっており、Windows のファイル共有(SMB)には不適切です。Windows ファイル共有には FSx for Windows File Server を使うべきです。また VM Import/Export ベースは MGN のエージェントレス継続レプリケーションより手間と時間がかかります。
B:Application Discovery Service は移行の「事前検出(インベントリ把握)」を行うサービスで、これ単体では実際の移行(サーバー複製)が行われません。要件の「移行を完了する」を満たしません。
D:各ハイパーバイザーに Discovery エージェントと MGN エージェントを直接インストールする方式は、ソフトウェアインストールに伴う変更リクエストの承認が大量に発生し、最短時間という要件に反します。エージェントレスアプライアンス方式(C)の方が速いです。
【参考】
Application Migration Service のエージェントレススナップショットベースレプリケーションAmazon FSx for Windows File Server とは