模擬問題集SAP-C02練習問題 15

SAP-C02 練習問題 15

AWS Solutions Architect – Professional・ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速・無料公開(全 200 問中 15 問を無料公開中)

問題
ある企業は、従来型の Web アプリケーションを Amazon EC2 インスタンス上で実行しています。同社は、このアプリケーションをコンテナ上で実行されるマイクロサービスとしてリファクタリングする必要があります。アプリケーションには、本番(production)とテスト(testing)という 2 つの異なる環境に、それぞれ別バージョンが存在します。アプリケーションへの負荷は変動しますが、最小負荷と最大負荷は既知です。ソリューションアーキテクトは、運用上の複雑さを最小化するサーバーレスアーキテクチャで、更新後のアプリケーションを設計する必要があります。 これらの要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?

選択肢と解説

  • 1
    コンテナイメージを AWS Lambda に関数としてアップロードする。想定されるピーク負荷に対応できるよう、関連する Lambda 関数に同時実行数の上限を構成する。Amazon API Gateway 内に本番用とテスト用の 2 つの個別の Lambda 統合を構成する。
  • コンテナイメージを Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) にアップロードする。想定される負荷に対応できるよう、Fargate 起動タイプで自動スケーリングする 2 つの Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) クラスターを構成する。ECR イメージからタスクをデプロイする。トラフィックを各 ECS クラスターに振り分ける 2 つの個別の Application Load Balancer を構成する。
  • 3
    コンテナイメージを Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) にアップロードする。想定される負荷に対応できるよう、Fargate 起動タイプで自動スケーリングする 2 つの Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) クラスターを構成する。ECR イメージからタスクをデプロイする。トラフィックを各 EKS クラスターに振り分ける 2 つの個別の Application Load Balancer を構成する。
  • 4
    コンテナイメージを AWS Elastic Beanstalk にアップロードする。Elastic Beanstalk で本番用とテスト用に個別の環境とデプロイを作成する。トラフィックを各 Elastic Beanstalk デプロイに振り分ける 2 つの個別の Application Load Balancer を構成する。

解説

【正解】B

【0からの解説】
「サーバーレス」かつ「運用上の複雑さを最小化」しつつ「最もコスト効率よく」コンテナ化したマイクロサービスを動かす、という 3 つの条件で選択肢を絞ります。

AWS でコンテナをサーバーレスに動かす中核は AWS Fargate です。Fargate を使えば EC2 インスタンス(ホスト)を一切管理せず、タスク(コンテナ)単位で課金され、必要なときだけリソースを消費します。Fargate はオーケストレーターとして ECS と EKS の両方で使えますが、ECS は AWS マネージドでクラスター管理に追加料金がかからないのに対し、EKS は各クラスターごとに時間あたりの管理料金(コントロールプレーン料金)が発生し、Kubernetes 自体の運用知識も必要です。本問は「運用の複雑さ最小」「最もコスト効率」が決め手なので、ECS Fargate を選ぶ B が最適です。本番/テストを 2 つのクラスター+各々の ALB で分離し、負荷に応じて自動スケーリングする構成も要件に合致します。

【誤りの選択肢】
A:Lambda にはコンテナイメージをデプロイできる機能はありますが、Lambda は本来関数実行サービスで、長時間実行や常時稼働ワークロード、既存の Web アプリのコンテナ移行先としては適合しにくく、「マイクロサービスをコンテナで動かす」という要件の趣旨にも合いません。同時実行数の上限でピークを「捌く」設計も不適切です。
C:EKS + Fargate でも要件は技術的に実現できますが、EKS はクラスターごとの管理料金と Kubernetes 運用負荷が加わるため、ECS と比べてコスト効率・運用簡素さの両面で劣ります。本問の「最もコスト効率/複雑さ最小」では B に負けます。
D:Elastic Beanstalk は背後で EC2 インスタンスをプロビジョニングする PaaS であり、サーバーレスではありません(インスタンスのパッチ・キャパシティ管理が残る)。「サーバーレスアーキテクチャ」という明示要件に反します。

【参考】
AWS Fargate とは
Amazon ECS と Amazon EKS の比較(コンテナサービス)
← 練習問題 14
SAP-C02 の模擬問題集は全 200

本番形式の練習テスト 4 回を、試験モード/演習モードで受験できます。 全問に解説付き、ドメイン別の弱点分析にも対応。模試プラン(月額 ¥980)からご利用いただけます。

SAP-C02 の模試を受ける料金プランを見る

SAP-C02 の無料公開問題

問題 1問題 2問題 3問題 4問題 5問題 6問題 7問題 8問題 9問題 10問題 11問題 12問題 13問題 14問題 15