模擬問題集SAP-C02練習問題 13

SAP-C02 練習問題 13

AWS Solutions Architect – Professional・ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速・無料公開(全 200 問中 15 問を無料公開中)

問題
あるオンライン小売企業が、レガシーなオンプレミスの .NET アプリケーションを AWS に移行しています。このアプリケーションは、ロードバランシングされたフロントエンド Web サーバー、ロードバランシングされたアプリケーションサーバー、および Microsoft SQL Server データベース上で稼働しています。 同社は可能な限り AWS マネージドサービスを使用したいと考えており、アプリケーションを書き直したくはありません。ソリューションアーキテクトは、アプリケーションのスケールに応じてスケーリングの問題を解決し、ライセンスコストを最小化するソリューションを実装する必要があります。 この要件を最もコスト効率よく満たすソリューションはどれですか?

選択肢と解説

  • Web ティアとアプリケーションティアのために、Application Load Balancer の背後の Auto Scaling グループに Amazon EC2 インスタンスをデプロイする。Babelfish を有効にした Amazon Aurora PostgreSQL を使用して SQL Server データベースをリプラットフォームする。
  • 2
    AWS Database Migration Service(AWS DMS)を使用してすべてのサーバーのイメージを作成する。オンプレミスのインポートに基づく Amazon EC2 インスタンスをデプロイする。Web ティアとアプリケーションティアのために、Network Load Balancer の背後の Auto Scaling グループにインスタンスをデプロイする。データベースティアとして Amazon DynamoDB を使用する。
  • 3
    Web フロントエンドティアとアプリケーションティアをコンテナ化する。Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)クラスターをプロビジョニングする。Web ティアとアプリケーションティアのために、Network Load Balancer の背後に Auto Scaling グループを作成する。データベースをホストするために Amazon RDS for SQL Server を使用する。
  • 4
    アプリケーションの機能を AWS Lambda 関数に分割する。Web フロントエンドティアとアプリケーションティアに Amazon API Gateway を使用する。データを Amazon S3 に移行する。Amazon Athena を使用してデータをクエリする。

解説

【正解】A

【0からの解説】
キーワードは「アプリケーションを書き直さない」「マネージドサービスを使う」「スケーリング問題の解決」「ライセンスコストの最小化」です。

最大のコスト要因は Microsoft SQL Server のライセンスです。Amazon Aurora PostgreSQL の Babelfish は、SQL Server の通信プロトコル(TDS)と T-SQL 構文を理解する互換機能で、アプリケーションのデータアクセス部分をほとんど書き換えずに、SQL Server から Aurora PostgreSQL へ移行(リプラットフォーム)できます。これにより SQL Server のライセンス費用を排除でき、ライセンスコストを最小化できます。

Web/アプリ層は、ALB の背後の Auto Scaling グループ上の EC2 で動かせば、既存の .NET アプリをほぼそのまま動かしつつスケーリング問題を解決できます。アプリの書き直しが不要で、コスト効率にも優れるため選択肢 A が最適です。

【誤りの選択肢】
B:DMS は「データベースの移行」ツールであり、サーバーのイメージ作成には使いません(用途の誤り)。さらにリレーショナルな SQL Server を DynamoDB(NoSQL)に置き換えるのはデータモデルが根本的に異なり、アプリの大幅な書き直しが必要になります。
C:RDS for SQL Server を使うため SQL Server のライセンスコストが残り、「ライセンスコスト最小化」を満たしません。さらに Web/アプリ層をコンテナ化する作業は「書き直さない」方針に対して負荷が大きいです。
D:アプリを Lambda + API Gateway に再構築し、データを S3 + Athena に移すのは、アプリケーションの全面的な書き直し(リアーキテクト)であり、「書き直したくない」という要件に明確に反します。

【参考】
Babelfish for Aurora PostgreSQL
Amazon Aurora とは
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