【正解】A、D
【0からの解説】
この問題は Amazon Bedrock の 2 つの機能の理解を問うています。
・Bedrock プロンプト管理(Prompt Management):プロンプトのテンプレートを作成・バージョン管理できる機能。テンプレートには {{変数}} を埋め込め、モデルや出力形式の指定も含めて再利用できます。Bedrock フロー(処理の流れを GUI で組み立てる機能)のプロンプトノードから参照できます。
・Bedrock ガードレール:有害コンテンツを制御する機能。コンテンツフィルターには「憎悪(hate)」「侮辱(insults)」「性的」「暴力」などのカテゴリがあり、検出時のアクションとして「ブロック(block:応答を遮断)」と「検出(detect:遮断せずフラグ付けのみ)」を選べます。
【A が正解の理由】
「4 つの必須入力」と「一貫したテキスト形式での応答」という要件は、プロンプト管理で必須入力を変数として定義し、出力形式をプロンプトに指定し、それをフローのプロンプトノードに組み込むことで満たせます。
【D が正解の理由】
いじめの言葉は、ガードレールのコンテンツフィルターでは「侮辱(insults)」カテゴリに該当します。フィルターのアクションを「検出(detect)」に設定すれば、応答をブロックせずにフラグ付け(通知)だけを行えるため、「通知は欲しいがブロックはしたくない」という要件に合致します。
【誤りの選択肢】
B:カテゴリの選択とアクションの両方が誤りです。いじめの言葉に対応するのは hate(人種・宗教等への憎悪表現)ではなく insults です。さらに block に設定するとフラグ付き応答がすべて遮断されてしまい、「すべてブロックしたくない」という要件に反します。
C:プロンプトルーターは、リクエストの内容に応じて複数のモデル間でコストと品質のバランスを取りながら振り分ける機能であり、入力変数の定義や出力形式の管理を行う機能ではありません。
E:アプリケーション推論プロファイルは、コスト配分タグの付与や使用状況の追跡のための機能です。説明欄に出力形式を書いてもモデルの出力には反映されず、要件を満たせません。
【参考】
Amazon Bedrock プロンプト管理ガードレールでの有害な単語と会話のブロック(コンテンツフィルター)Amazon Bedrock フロー