模擬問題集 › GCP-PSOE › 練習問題 5

GCP-PSOE 練習問題 5|プラットフォームの運用

Professional Security Operations Engineer・無料公開(全 200 問中 15 問を無料公開中)

問題
あなたは、Google Security Operations(SecOps)に統合するデータソースの候補を選定し、優先順位を付ける担当者です。あなたの会社は最近、Google Cloud 組織のセキュリティを強化するために、いくつかの Google Cloud サービスを使い始めました。検出ルールの作成に必要な労力を減らすために、どのログを Google SecOps に取り込むべきかを判断する必要があります。どうすればよいですか。

選択肢と解説

  • 1
    Cloud Logging を使用して Google Cloud Armor のログを取り込む。
  • 2
    エンドポイントの可視性を提供する Compute Engine VM のイベントログを取り込むために、Bindplane エージェントをデプロイする。
  • ✓
    Security Command Center(SCC)を Google SecOps に統合し、Google Cloud サービスに由来するログを取り込む。
  • 4
    Google Threat Intelligence を使用して脅威グループの行動に関する分析情報を得て、脅威ハンティング活動を支援する。

解説

【正解】C

【0からの解説】
①前提知識:Security Command Center(SCC)は Google Cloud のセキュリティとリスク管理のプラットフォームで、Security Health Analytics(構成ミスの検出)、Event Threat Detection(ログに基づく脅威検出)、Container Threat Detection、VM Threat Detection などの組み込み検出サービスが、Google Cloud サービスのログやメタデータを分析して「検出結果(finding)」を生成します。Google SecOps(旧 Chronicle)は、SCC の検出結果を Google Cloud からの直接取り込みで受け取ることができ、SCC Enterprise では両者が統合されています。

②要件の整理:目的は「検出ルールの作成に必要な労力を減らす」ことです。生ログを取り込むと、そのログから脅威を見つけるための YARA-L ルールを自分たちで設計・作成・チューニングする必要があります。一方、すでに Google が管理する検出ロジックで分析済みの「検出結果」を取り込めば、自前でルールを書く量を大幅に減らせます。

③正解の理由:C のように SCC を Google SecOps と統合すると、SCC の各検出サービスが Google Cloud サービスのログ(Cloud Audit Logs、VPC フローログ、DNS ログなど)から生成した脅威・脆弱性・構成ミスの検出結果が Google SecOps に取り込まれます。これらは Google が保守する検出であり、Google SecOps 側ではアラートとしてそのまま扱ったり、他のイベントとの相関に使ったりできるため、検出ルールを一から書く労力を最小化できます。なお、選択肢 C の「Google Cloud サービスに由来するログを取り込む」という表現は、実際には生のログそのものではなく、SCC がそれらのログを分析して生成した「検出結果(finding)」を取り込むことを指しています。ログではなく、すでに脅威と判定された検出結果を取り込むからこそ、自分たちでルールを書く手間が減るのです。

【誤りの選択肢】
A:Google Cloud Armor のログは WAF / DDoS 対策の有用なテレメトリですが、生ログを取り込むだけで、攻撃を見つけるための検出ルールは自分で作成する必要があります。対象も Cloud Armor の 1 サービスに限られ、「検出ルール作成の労力を減らす」という要件を満たしません。
B:Bindplane エージェントで VM のイベントログを取り込むとエンドポイントの可視性は向上しますが、これも生ログであり、検出ルールの作成・チューニングが必要です。さらにエージェントの展開・運用負荷も増えます。
D:Google Threat Intelligence は脅威アクターや IOC に関するインテリジェンスで、脅威ハンティングには役立ちますが、「どのログを取り込むか」という問いへの答えではなく、Google Cloud 環境の検出を肩代わりするものでもありません。

【参考】
検出サービス | Security Command Center
データ取り込みの概要 | Google Security Operations
← 練習問題 4練習問題 6 →
GCP-PSOE の模擬問題集は全 200 問

本番形式の練習テスト 4 回を、試験モード/演習モードで受験できます。 全問に解説付き、ドメイン別の弱点分析にも対応。模試プラン(月額 ¥980)からご利用いただけます。

GCP-PSOE の模試を受ける料金プランを見る

GCP-PSOE の無料公開問題

問題 1問題 2問題 3問題 4問題 5問題 6問題 7問題 8問題 9問題 10問題 11問題 12問題 13問題 14問題 15