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GCP-PCSE 練習問題 9|運用の管理

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問題
あなたは規制対象の業界の企業に勤務しており、クラウド環境の継続的なセキュリティを担当しています。特定のコンプライアンス ポリシーに基づいて、特定のフォルダ内の構成ミスを防止し、検出する必要があります。業界固有のコンプライアンス ポリシーと、社内独自のポリシーの両方を遵守する必要があります。どうすればよいですか?

選択肢と解説

  • ✓
    カスタムおよび事前定義の SHA(Security Health Analytics)または組織のポリシーを使用して、ポスチャー ファイルを作成する。フォルダ レベルでポスチャーを適用する。
  • 2
    特定のビジネス要件に従うカスタムの組織のポリシーを作成する。フォルダ レベルでポリシーを適用する。
  • 3
    業界の規制に適した特定のコントロール パッケージ(control bundle)を使用して、フォルダ レベルで Assured Workloads を有効にする。
  • 4
    カスタムの Rego ポリシーを使用した Workload Manager を使用して、フォルダ レベルで環境を継続的にスキャンし、構成ミスを検出する。

解説

【正解】A

【0からの解説】
①前提知識
・Security Command Center(SCC)のセキュリティ ポスチャー サービスでは、「ポスチャー」(YAML のポスチャー ファイルとして定義するポリシーの集合)を作成し、組織・フォルダ・プロジェクトにデプロイ(適用)できます。ポスチャーには次の2種類のポリシーを含められます。
 - 予防用: 組織のポリシーの制約(事前定義の制約とカスタム制約)。違反する構成変更そのものを拒否します。
 - 検出用: Security Health Analytics(SHA)の検出器(事前定義の検出器とカスタム モジュール)。違反している構成を検出結果として報告します。
・CIS Google Cloud Computing Platform Benchmark、NIST SP 800-53、ISO 27001、PCI DSS などのコンプライアンス標準に対応した事前定義のポスチャー テンプレートが用意されており、これに社内独自のカスタム ポリシーを追加できます。さらにデプロイ後にポスチャーからの逸脱(ドリフト)が起きると、SCC の検出結果として報告されます。セキュリティ ポスチャー サービスは SCC の Premium ティア(または Enterprise ティア)で利用できます。

②要件と制約語の整理
・対象は特定のフォルダ。
・構成ミスを「防止」し、かつ「検出」する(予防と検出の両方)。
・「業界固有のコンプライアンス ポリシー」と「社内独自のポリシー」の両方を遵守する。

③正解の理由
A のポスチャーは、事前定義のポリシー(業界標準のテンプレート)とカスタム ポリシー(社内独自のルール)を1つのポスチャー ファイルにまとめ、組織のポリシーで「防止」、SHA の検出器で「検出」を同時に実現し、フォルダ レベルにデプロイできます。ドリフトの検出により継続的なセキュリティ管理にもなります。すべての要件を1つのマネージドな仕組みで満たすのは A だけです。

【誤りの選択肢】
B:カスタムの組織のポリシーは構成ミスの「防止」には有効ですが、既存のリソースの構成ミスを継続的に「検出」する仕組みではありません。また社内のビジネス要件だけを対象にしており、業界固有のコンプライアンス ポリシー(事前定義の標準)への準拠をカバーしていません。
C:Assured Workloads は、FedRAMP、ITAR、データ主権などの規制に必要なデータ所在地や担当者のアクセス制御などを、コントロール パッケージとしてフォルダに適用する仕組みです。業界規制への対応には役立ちますが、社内独自のポリシーを定義して構成ミスを防止・検出する機能ではなく、要件の一部しか満たしません。
D:Workload Manager は SAP などのワークロードのベスト プラクティス評価や、Rego で書いたカスタムルールによるリソース構成の定期評価ができるサービスですが、行えるのは評価(検出)だけで、違反する構成変更を「防止」することはできません。業界標準の事前定義テンプレートを予防・検出の両面で適用できるポスチャーに比べて要件を満たしません。

【参考】
セキュリティ ポスチャーの概要 | Security Command Center
セキュリティ ポスチャーを管理する | Security Command Center
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