【正解】A
【0からの解説】
Amazon SageMaker Model Monitor には 4 種類の監視タイプがあり、それぞれ検出対象が異なります。
・データ品質(data quality):本番エンドポイントに入ってくるデータの統計的性質(平均・分布・欠損率など)を、トレーニングデータから作成したベースラインと比較し、データ分布の変化(データドリフト)を検出します。
・モデル品質(model quality):実際の正解ラベル(グラウンドトゥルース)と予測を突き合わせ、精度などモデル性能の劣化を検出します。
・バイアスドリフト:属性グループ間の偏りの変化を検出します(SageMaker Clarify と連携)。
・特徴量アトリビューションドリフト:各特徴量が予測に寄与する度合いの変化を検出します。
本問の要件は「本番データの分布がトレーニングデータの分布と異なっていないかの検出」であり、これはデータ品質ドリフトの監視そのものです。顧客行動の変化はまず入力データの分布変化として現れるため、A が正解です。
【誤りの選択肢】
B:モデル品質ドリフトの検出には実際の販売実績(正解ラベル)との比較が必要で、「データ分布の違いの検出」という要件とは対象が異なります。
C:バイアスドリフトは特定の属性グループに対する偏りの変化を見るものであり、全体のデータ分布の変化の検出が目的の本問には合いません。
D:特徴量アトリビューションドリフトは「どの特徴量が予測に効いているか」の変化を見るもので、入力データそのものの分布変化の検出とは別の監視タイプです。
【参考】
SageMaker Model Monitor によるデータ品質ドリフトの監視Amazon SageMaker Model Monitor