【正解】A
【0からの解説】
「バイアス」とは、モデルの予測やデータが、性別・年齢・地域などの特定の属性グループに対して不公平な偏りを持つことです。AWS でバイアスの検出・説明を担う専用機能が Amazon SageMaker Clarify です。
・Clarify は、人口統計データなどの「ファセット(注目する属性列)」を指定して、学習前のデータバイアス(クラス不均衡など)と学習後のモデルバイアス(グループ間の予測の偏り)を多数の統計指標で計算し、バイアスレポートとして出力します。
・レポートには指標の意味や値が整理されて含まれるため、監査人への説明資料としてそのまま利用できます。これは規制対応・監査対応の典型的なユースケースです。
【誤りの選択肢】
B:AWS Glue DataBrew はデータの前処理・クレンジングを GUI で行うサービスであり、「モデルのバイアスの説明」を生成する機能はありません。データ品質のドリフト検出はバイアス分析とは別物です。
C:Quick Suite(QuickSight)は BI(可視化)サービスです。SageMaker との統合は予測結果の可視化などに使えますが、人口統計データに基づくバイアス指標を計算するバイアスレポート機能は提供しません。
D:CloudWatch の SageMaker 名前空間のメトリクスは、呼び出し数やレイテンシなどの運用メトリクスであり、バイアスに関する指標は含まれていません。
【参考】
SageMaker Clarify による公平性とモデル説明可能性SageMaker Clarify のバイアス検出