模擬問題集DOP-C02練習問題 8

DOP-C02 練習問題 8

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問題
ある企業が、そのデータとアプリケーションのフェイルオーバーおよびディザスタリカバリ(DR)の戦略を必要としています。アプリケーションはMySQLデータベースとAmazon EC2インスタンスを使用しています。企業は、データとアプリケーションについて、常に最大RPO 2時間、最大RTO 10分を要求しています。 これらの要件を満たすデプロイ戦略の組み合わせはどれですか?(2つ選択)

選択肢と解説

  • 1
    データストアとして、複数のAWSリージョンにAmazon Aurora Single-AZクラスターを作成する。災害発生時にはAuroraの自動復旧機能を使用する。
  • データストアとして、2つのAWSリージョンにAmazon Auroraグローバルデータベースを作成する。障害発生時には、セカンダリリージョンをプライマリに昇格させてアプリケーションに使用する。アプリケーションを、セカンダリリージョンのAuroraクラスターエンドポイントを使用するように更新する。
  • 3
    データストアとして、複数のAWSリージョンにAmazon Auroraクラスターを作成する。Network Load Balancerを使用して、異なるリージョンのデータベーストラフィックを負荷分散する。
  • アプリケーションを2つのAWSリージョンにセットアップする。両方のリージョンのApplication Load Balancerを指すAmazon Route 53フェイルオーバールーティングを使用する。各リージョンでヘルスチェックとAuto Scalingグループを使用する。
  • 5
    アプリケーションを2つのAWSリージョンにセットアップする。両方のリージョンのApplication Load Balancer(ALB)を指すようにAWS Global Acceleratorを設定する。両方のALBを単一のエンドポイントグループに追加する。各リージョンでヘルスチェックとAuto Scalingグループを使用する。

解説

【正解】B、D

【0からの解説】
まず指標を整理します。RPO(目標復旧時点)はデータ損失の許容量で、ここでは「最大2時間」=最大2時間分のデータ損失まで許容。RTO(目標復旧時間)は復旧までに許容する時間で、ここでは「最大10分」=10分以内に復旧する必要があります。データ層(MySQL)とアプリ層(EC2)の両方でこれを満たす組み合わせを2つ選びます。

データ層=B:Amazon Auroraグローバルデータベースは、プライマリリージョンからセカンダリリージョンへ通常1秒未満の遅延でレプリケーションし(RPO≒数秒、2時間以内を余裕で満たす)、障害時はセカンダリを短時間でプライマリに昇格できます(マネージドな計画外フェイルオーバーで通常数分以内、RTO 10分を満たせる)。クロスリージョンDRに最適です。

アプリ層=D:アプリを2リージョンに配置し、Route 53のフェイルオーバールーティング+ヘルスチェックで、プライマリ障害時に自動的にセカンダリのALBへ振り向けます。各リージョンにAuto Scalingグループを持たせれば、フェイルオーバー後も必要な台数を確保できます。DNSフェイルオーバーは数分で切り替わり、RTO 10分を満たせます。

よってB(データ)+D(アプリ)が要件を満たす組み合わせです。

【誤りの選択肢】
A:Aurora「Single-AZ」を複数リージョンに置くだけでは、リージョン間レプリケーションやフェイルオーバーが自動で成立せず、Single-AZ構成は可用性も低い。「自動復旧」では低RTO/低RPOのクロスリージョンDRを満たせない。
C:複数リージョンのAuroraクラスターをNetwork Load Balancerで“負荷分散”するというのはAuroraの設計に合わない(DBはNLBでマルチリージョン分散する使い方をしない)。要件を満たさない。
E:Global Acceleratorで両ALBを“単一のエンドポイントグループ”に入れると、両リージョンへトラフィックを分散するアクティブ/アクティブ寄りの構成になり、本問の「フェイルオーバー(プライマリ→セカンダリ)」というDR要件の意図とずれる。要件充足の組み合わせとしてはDの方が直接的で適切(DはRoute 53フェイルオーバーで明確にフェイルオーバーを実現)。
B・D:データ層はAuroraグローバルDB、アプリ層はRoute 53フェイルオーバー+ASGで、RPO 2時間・RTO 10分のクロスリージョンDRを満たす。

【参考】
Amazon Aurora global databases
Configuring DNS failover (Amazon Route 53)
Disaster recovery options in the cloud
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