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GCP-PCDOE 練習問題 7|パフォーマンスとコストの最適化

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問題
あなたは無料の写真処理アプリケーションを提供する企業に勤務しています。写真を処理するバックエンド サービスのインフラストラクチャを設計しています。このサービスは次のとおりです。 ・Cloud Storage を使用して、未処理の写真と処理済みの写真の両方を保存する。 ・障害が発生した場合に写真の処理を再開できる。 ・コンテナ化には適していない。 写真の処理にかかる時間に関する SLO はありません。サービスを実行するための、費用対効果が最も高いソリューションを選択する必要があります。どうすればよいですか。

選択肢と解説

  • 1
    Cloud Run を使用してサービスをデプロイする。
  • 2
    3 年間の確約利用割引を適用した標準 VM を使用してサービスをデプロイする。
  • 3
    GKE を使用してサービスをデプロイする。
  • ✓
    Spot VM を使用してサービスをデプロイする。

解説

【正解】D

【0からの解説】
①前提知識
・Spot VM は、Compute Engine の余剰容量を使う VM で、標準 VM より大幅に安価(オンデマンド料金から最大 91% 割引)です。その代わり、Compute Engine が容量を必要とするといつでもプリエンプト(停止・削除)される可能性があり、可用性の保証(SLA)もありません。そのため「中断されても再実行・再開できる」「完了時間に厳しい要件がない」バッチ処理やフォールト トレラントな処理に最適です(Spot VM はプリエンプティブル VM の後継)。
・確約利用割引(CUD)は、1 年または 3 年の利用を確約する代わりに割引を受ける仕組みで、常時稼働する安定したワークロード向けです。
・Cloud Run と GKE は、どちらもコンテナを実行するプラットフォームです。

②要件の整理
・処理状態は Cloud Storage に保存され、障害時に処理を再開できる(中断耐性あり)
・コンテナ化に適さない(Cloud Run・GKE は使えない)
・処理時間の SLO がない(遅延しても問題ない)
・無料アプリなので「費用対効果が最も高い」ことが最優先

③正解の理由
中断されても再開でき、処理時間の SLO もないため、Spot VM のプリエンプトという欠点は問題になりません。コンテナ化不要の VM で動作し、最も安価に実行できる Spot VM が最も費用対効果の高い選択です。

【誤りの選択肢】
A:Cloud Run はコンテナ イメージを実行するサービスで、要件の「コンテナ化には適していない」と矛盾します。
B:3 年間の確約利用割引は割引にはなりますが、割引率は Spot VM より小さく、さらに 3 年間の支払いを確約するため利用量が変動・減少しても費用が発生します。中断を許容できるワークロードでは Spot VM のほうが安価です。
C:GKE はコンテナ オーケストレーション サービスであり、コンテナ化に適さないサービスは実行できません。クラスタ管理の費用や運用負荷も加わります。

【参考】
Spot VM | Compute Engine
Spot VM を作成して使用する | Compute Engine
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