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GCP-PCDOE 練習問題 13|CI/CD パイプライン(継続的テストを含む)の構築と実装

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問題
あなたの会社では、Cloud Build と Artifact Registry を使用した CI/CD パイプラインで、コンテナ イメージを Google Kubernetes Engine(GKE)にデプロイしています。イメージには最新のコミット ハッシュでタグが付けられ、開発環境と本番前環境でのテストに合格した後に本番環境へ昇格されます。最近の本番デプロイで、テストされていなかった統合機能が原因でアプリケーションに障害が発生し、業務に支障をきたす手動のロールバックが必要になりました。ロールバックの際、使用されていない古いコンテナ イメージが Artifact Registry に大量に蓄積していることに気付きました。ロールアウトとロールバックの管理を改善し、古いコンテナ イメージをクリーンアップする必要があります。どうすればよいですか。

選択肢と解説

  • 1
    Cloud Build でロールバック パイプラインを設定し、Artifact Registry のクリーンアップ ポリシーを実装する。
  • ✓
    デプロイの管理に Cloud Deploy を採用し、Artifact Registry のクリーンアップ ポリシーを実装する。
  • 3
    GKE クラスタ全体に Cloud Service Mesh をデプロイし、Artifact Registry のイメージを手動でクリーンアップする。
  • 4
    デプロイの管理に Cloud Deploy を採用し、コンテナ イメージのクリーンアップ用の Cloud Build ジョブをスケジュールする。

解説

【正解】B

【0からの解説】
①前提知識:
・Cloud Deploy は、dev → pre-prod → prod のような昇格の流れ(デリバリー パイプライン)を管理するマネージドな継続的デリバリー サービスです。リリースの昇格、承認、カナリア デプロイ、デプロイの検証に加え、以前に成功したリリースへのロールバックをコンソールや gcloud deploy targets rollback で簡単に実行できます。デプロイ履歴も記録されるため、どのイメージがどの環境に出ているかを追跡できます。
・Artifact Registry のクリーンアップ ポリシー:リポジトリに「一定期間より古いバージョンを削除する」「最新の N 個のバージョンを保持する」などの条件を設定すると、条件に合うイメージが自動で削除されます。追加のコードやジョブは不要です。

②要件の整理:(a) ロールアウトとロールバックの管理を改善する(手動で混乱を伴うロールバックをなくす)、(b) 古いコンテナ イメージをクリーンアップする、の 2 点です。どちらもマネージド機能で実現できるのが理想です。

③正解の理由:Cloud Deploy を採用すれば環境間の昇格とロールバックが組み込み機能として管理され、ロールバックは以前のリリースを再デプロイするだけで済みます。古いイメージは Artifact Registry のクリーンアップ ポリシーで自動的に削除できます。両要件をマネージド機能だけで満たすのが B です。

【誤りの選択肢】
A:Cloud Build でロールバック用のパイプラインを自作することは可能ですが、どのバージョンに戻すかの管理やリリース履歴の追跡を自分で実装・保守する必要があります。Cloud Deploy の組み込みのロールバック・リリース管理に比べて運用負荷が大きく、ロールアウト管理の改善にもなりません。
C:Cloud Service Mesh はトラフィック管理やサービス間通信の可観測性・セキュリティを提供しますが、リリースの昇格やロールバックを管理するツールではありません。また、イメージの手動クリーンアップは継続的な手作業が必要で非効率です。
D:Cloud Deploy の採用は正しいものの、イメージ削除用の Cloud Build ジョブを自作してスケジュール実行するのは、Artifact Registry に組み込まれているクリーンアップ ポリシーで済むことを自前で実装することになり、保守の手間が増えます。

【参考】
ターゲットをロールバックする | Cloud Deploy
クリーンアップ ポリシーの概要 | Artifact Registry
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