Azure Arc でハイブリッド環境を Ansible + Bicep で大規模管理

オンプレ サーバ模擬の Linux VM を Ansible で大規模に Azure Arc にオンボーディングし、Bicep で Arc 拡張機能(Azure Monitor / Custom Script)を一括展開します。

上級75Azure 実環境

ラボ概要

このラボでは、ハイブリッド クラウド戦略を担当する SRE / プラットフォーム エンジニアの想定で、Azure 管理外のサーバ群を Azure Arc-enabled Servers として取り込み、Azure ネイティブと同じ管理体験(Azure Policy / Defender / Monitor / Update Manager)に統合します。

学習目標:

  • 事前構築の 2 台の Linux VM(オンプレ模擬)に対して Ansible playbook で Azure Arc にオンボーディングする
  • Service Principal 認証による azcmagent connect の実装を理解する
  • Bicep で Arc-enabled Servers に対する AzureMonitorLinuxAgent 拡張機能および CustomScript 拡張機能をデプロイする
  • Data Collection Rule(DCR)を使った VM Insights データ収集の設定を確認する
  • Arc-enabled Servers のリソース ライフサイクル(オンボーディング → 拡張機能デプロイ → 監視 → オフボーディング)を完成形で体験する
  • ハイブリッド管理の現代的アーキテクチャ(Arc + Defender for Servers + Update Manager + Azure Policy)を理解する
前提知識:
  • Linux サーバ管理(SSH、systemd、apt パッケージ管理)
  • Ansible の playbook 構造と実行モデル
  • Azure CLI、Bicep の基本
  • Service Principal 認証フローの理解
  • Azure Resource Manager のリソース モデル(extension など)
完了条件:
  • LinuxVM1 および LinuxVM2 の 2 台が Azure Arc-enabled Servers として Microsoft.HybridCompute/machines リソース型で表示されること
  • 各 Arc-enabled Server に AzureMonitorLinuxAgent および CustomScript 拡張機能がインストールされていること
  • Data Collection Rule MSVMI-VMInsights が作成され、両 Arc-enabled Server に関連付けられていること
  • Log Analytics Workspace に VM Insights のデータが流れ始めていること(初回データは数分後)
  • Azure Portal で Arc-enabled Servers のパフォーマンス データが確認できる(完全に流れるには 10 分程度)

ラボの構成

  1. 1Cloud Shell とラボ環境を準備する
  2. 2Service Principal の認証情報を Key Vault から取得する
  3. 3Ansible オンボーディング playbook をヒアドキュメントで作成する
  4. 4プレースホルダを実値に置換する
  5. 5Ansible のインベントリ ファイルを作成する
  6. 6Ansible playbook を実行して 2 台同時にオンボーディングする
  7. 7Arc-enabled Servers が Azure に登録されたか確認する
  8. 8Bicep で Arc 拡張機能をデプロイする(雛型は提示、要件は学習者自身で組む)
  9. 9Bicep をデプロイする
  10. 10Arc 拡張機能が正常にインストールされたか確認する
  11. 11Data Collection Rule と関連付けを確認する
  12. 12VM Insights のパフォーマンス データを確認する
  13. 13ハイブリッド管理の応用シナリオを考察する
  14. 14Arc-enabled Server のオフボーディング手順を理解する
  15. 15結果を考察する

詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。

構成図

構成図

参考リソース