タグとリソースグループでクラウド資産を整理する

EC2 と S3 に Environment / Project タグを付与し、Tag Editor で横断的にタグを一括管理、タグベースの Resource Groups を作成して、増え続けるリソースを「環境」「プロジェクト」単位で整理・横断管理する基礎を実践します。

入門約 35 分Azure 実環境

ラボ概要

リソースが増えると「どれがどのプロジェクトの、どの環境(本番/開発)のものか」が分からなくなります。本ラボでは AWS の タグ(メタデータのラベル) を使ってこの問題を解決します。複数サービスのリソース(EC2・S3)に Project と Environment のタグを付け、Tag Editor でタグを横断検索・一括管理し、Resource Groups でタグ条件に一致するリソースを束ねたビューを作成します。すべて東京リージョン内・無料利用枠相当の最小構成で、自分の手で構築します。

ラボツールの「AWS マネジメントコンソールを開く」からコンソールへ入ると、学習用の cloud_user で自動サインインします。

学習目標

  • EC2 インスタンスや S3 バケットの作成時にタグ(Project / Environment)を付与できる
  • タグのキーと値が大文字小文字を区別すること、命名規約をそろえる重要性を理解できる
  • Tag Editor を使って、サービスをまたいでリソースをタグで横断検索できる
  • Tag Editor で複数リソースにタグを一括追加できる
  • タグベースの Resource Group を作成し、特定プロジェクト・特定環境のリソースだけを束ねて管理できる
  • タグインデックスが結果整合性であること(反映に数分かかること)を理解し、再検索で対処できる

前提

  • ラボツールから AWS マネジメントコンソールへ入ると、federated(フェデレーテッド)サインインで学習用の cloud_user ロールとして自動的にサインインします。アクセスキーの作成や IAM ユーザーのサインインは不要です。
  • すべての操作はリージョン アジアパシフィック(東京)ap-northeast-1 で行います。画面右上のリージョン表示が「東京」になっていることを確認してください。
  • 事前に用意されたリソースはありません。すべてのリソースを本ラボの手順内で作成します。
  • AWS の基本的なコンソール操作(サービス検索バーの使い方、ボタンのクリック)ができること。EC2・S3 の深い知識は不要です。

所要時間の目安

  • 約 45〜60 分。Tag Editor やリソースグループのプレビューはタグインデックスの反映待ち(数分)が入ることがあるため、待機時間を含めても 2 時間以内に余裕をもって完了できます。反映待ちの間は次の手順を先に進めて構いません。

ラボの構成

  1. 1タグ付きで EC2 インスタンスを 2 台起動する
  2. 2タグ付きで S3 バケットを作成する
  3. 3Tag Editor でタグを横断検索する
  4. 4Tag Editor でタグを一括追加する
  5. 5タグベースの Resource Group を作成する(本番のみ)
  6. 6動作確認
  7. 7完了チェックリスト
  8. 8後片付け

詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。

手順のプレビュー(最初のステップ)

タグとリソースグループでクラウド資産を整理する

> リージョンは必ず「アジアパシフィック (東京) ap-northeast-1」を選択してください。 画面右上のリージョン選択メニューが「東京」になっていることを毎ステップ確認してください。Tag Editor とリソースグループはリージョンごとに対象を絞り込むため、東京以外を選ぶと作成したリソースが見つかりません(IAM などのグローバルサービスは本ラボでは扱いません)。

このラボでは、まず複数のリソース(EC2 インスタンス 2 台と S3 バケット 1 つ)を作成し、それぞれに Environment と Project というタグを付けます。次に Tag Editor でタグを横断的に検索・一括追加し、最後に Resource Groups でタグ条件に一致するリソースを束ねたグループを作成します。これにより「同じプロジェクトの本番リソースだけ」を一覧・管理できるようになります。

タグのキーと値は本ラボ全体で次の規約に統一します(大文字小文字も区別されるため、表記をそろえてください)。

  • Project = clouddo-shop
  • Environment = prod(本番)または dev(開発)
> このラボで一番つまずきやすいポイント(先に読んでおいてください): Tag Editor の検索結果や Resource Group のプレビューは、AWS 内部のタグインデックス(Resource Groups Tagging API)に依存しています。このインデックスは「結果整合性(eventually consistent)」で、リソースを作成・タグ付けした直後はインデックスへの反映に数分(環境により 5〜15 分)かかることがあります。手順 3 や手順 5 で「作成したはずのリソースが出てこない」場合、手順が間違っているのではなく反映待ちであることがほとんどです。その場合は 2〜3 分待ってから再検索してください(詳しい対処は各手順に記載します)。

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残り 7 セクションの手順は、ラボを開始すると画面内に表示されます

構成図

構成図

参考リソース

参考リンク

このラボが対応する試験の模擬問題集

本番形式の問題で理解度を確認できます。各試験とも先頭 15 問は無料です。

CLF-C02AWS Cloud Practitioner練習テスト 4 回・全 200 問