Event Hubs でイベントストリーミングを送受信する

Standard の Event Hubs 名前空間とイベントハブを作成し、最小権限の共有アクセスポリシー経由で Python からイベントを送受信します。ポータルのメトリックによる確認まで一通り体験できます。

入門50Azure 実環境

ラボ概要

Azure Event Hubs は、1 秒あたり数百万件規模のイベントを受け取れるビッグデータ ストリーミング基盤です。IoT デバイスのテレメトリやアプリケーションのログのように大量に発生するデータをいったん受け止め、Stream Analytics や Spark といった下流の処理につなぐ「入口」の役割を担います。DP-203 ではストリーミング データの取り込み、AZ-204 ではイベントベース ソリューションの開発として、どちらの試験でも出題範囲に含まれる重要なサービスです。

このラボでは、Standard レベルの Event Hubs 名前空間とイベントハブを Cloud Shell から作成し、送信(Send)と受信(Listen)だけを許可した共有アクセスポリシーを用意します。その接続文字列を使って Python SDK からイベントを 50 件送信し、ポータルのメトリックと受信スクリプトの両方で「イベントが実際に流れていること」を確認します。キャプチャ機能は使わず、ストリーミングの基本動作そのものに集中する構成です。

名前空間・イベントハブ・パーティション・コンシューマー グループという Event Hubs の基本構造を、手を動かしながら整理していきます。

学習目標

  • Event Hubs の名前空間・イベントハブ・パーティション・コンシューマー グループの関係を説明できる
  • az CLI で Standard の名前空間とイベントハブを作成できる
  • 最小権限(Send/Listen)の共有アクセスポリシーを作成し、接続文字列を取得できる
  • Python SDK(azure-eventhub)でイベントを送信・受信できる
  • ポータルのメトリックでイベントの流入量を確認できる

前提

  • Azure ポータルにサインイン済みであること(サンドボックス アカウントを使用します)
  • すべてのリソースは japaneast(東日本)リージョンに作成します
  • 新しいリソース グループは作成できません。割り当て済みのサンドボックス リソース グループの中だけで作業します
  • 作業はブラウザーの Cloud Shell(Bash)で行います。ローカル環境へのインストールは不要です

ラボの構成

  1. 1Cloud Shell を起動する
  2. 2Event Hubs 名前空間を作成する
  3. 3イベントハブを作成する
  4. 4共有アクセスポリシーを作成して接続文字列を取得する
  5. 5Python でイベントを送信する
  6. 6ポータルのメトリックで受信状況を確認する
  7. 7Python でイベントを受信する
  8. 8動作確認
  9. 9完了チェックリスト
  10. 10後片付け

詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。

構成図

参考リソース