Web サイトの閲覧もメールの送受信も、裏側では必ず DNS による名前解決が動いています。Azure DNS は、この名前解決の起点となる DNS ゾーンを Azure の権威ネームサーバー群でホストするサービスです。ゾーンを作成すると ns1-XX.azure-dns.com のような 4 台のネームサーバーが自動的に割り当てられ、世界中のエニーキャスト ネットワークから応答が返るようになります。
このラボでは、example-学習者名.com という形式のパブリック DNS ゾーンを作成し、A・CNAME・TXT の 3 種類のレコードを登録します。実際にドメインをレジストラーで購入するわけではないので、通常の DNS 解決(パブリック リゾルバー経由)ではこのゾーンを引くことはできません。そこで nslookup を使って Azure のネームサーバーに「直接」照会し、権威サーバーが正しく応答することを確認します。この「委任前のゾーンを権威サーバーへの直接照会で検証する」手順は、実務でドメイン移管やカットオーバーの前に行う検証とまったく同じ考え方です。
A レコード・CNAME レコード・TXT レコードはそれぞれ用途が異なり、AZ-700 と AZ-104 の両方で問われる基本知識です。コマンドは Cloud Shell の az CLI で実行するため、手元に特別なツールは不要です。
詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。