IAM 権限境界(Permissions Boundary)で委任時の権限上限を設ける

IAM 権限境界を使って、権限を委任された管理者ロールが作成できる IAM プリンシパルの実効権限に「上限」を設ける方法を学びます。境界ポリシーの作成、委任ロールへの境界強制、実効権限の検証までを AWS マネジメントコンソールで一通り体験します。検証は実 API を呼ばないポリシーシミュレーターで安全に完結します。

上級50Azure 実環境

ラボ概要

IAM 権限境界(permissions boundary)は、IAM ユーザーやロールに付与できる実効権限の上限を定義するマネージドポリシーです。本ラボでは「権限を委任された管理者」が新しい IAM ロールを作るとき、必ず権限境界を付けさせ、かつその境界を超える権限を渡せないようにする設計を、AWS マネジメントコンソールで手を動かしながら学びます。

学習目標

  • 権限境界が「アイデンティティベースポリシー ∩ 権限境界」の論理積で実効権限を決めることを理解する
  • 権限境界用のマネージドポリシーを作成する
  • 委任管理者ロールに「境界を付けないとロールを作れない」条件付きポリシーを設定する
  • 委任管理者になりきって、境界付きロール作成と境界なしロール作成を試し、上限が効くことを検証する

前提

  • 学習者は cloud_user ロールでコンソールにサインイン済みです。
  • 本ラボのリソースはすべてラボ内で作成します。事前構築や外部リポジトリは不要です。
  • このラボで使う識別子(例: 接頭辞 pb-)は、必要に応じて末尾に数字を足して読み替えてかまいません(占有アカウントのため通常は衝突しません)。

ラボの構成

  1. 1権限境界用のマネージドポリシーを作成する
  2. 2自分のアカウント ID を確認する
  3. 3委任管理者ロール用の「強制ポリシー」を作成する
  4. 4委任管理者ロールを作り、強制ポリシーを付ける
  5. 5委任管理者ロールに切り替える
  6. 6検証A: 境界なしでロールを作る → 拒否されることを確認
  7. 7検証B: 境界付きでロールを作る → 成功することを確認
  8. 8検証C: 実効権限が境界で頭打ちになっていることを確認
  9. 9動作確認
  10. 10完了チェックリスト
  11. 11後片付け

詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。

構成図

構成図

参考リソース

参考リンク

このラボが対応する試験の模擬問題集

本番形式の問題で理解度を確認できます。各試験とも先頭 15 問は無料です。

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