Aurora クラスターの認証情報を Secrets Manager で自動ローテーションする

専用 VPC 上に Aurora MySQL 互換クラスター(db.t3.medium / 単一インスタンス)を作成し、認証情報を Secrets Manager で管理して 30 日ごとの自動ローテーションを構成・確認します。

中級110Azure 実環境

ラボ概要

このラボでは、専用の VPC を新規に作成し、その中に Amazon Aurora(MySQL 互換, db.t3.medium, 単一インスタンス)クラスターを構築します。クラスターのマスター認証情報を AWS Secrets Manager に保存し、Secrets Manager が自動デプロイするローテーション Lambda を使って認証情報を 30 日ごとに自動更新(ローテーション)する仕組みを、手を動かして理解します。ハードコードされたパスワードを排除し、運用負荷ゼロで認証情報を更新し続ける構成を学びます。

学習目標

  • 専用 VPC(2 AZ・プライベートサブネット)と DB サブネットグループを作成し、Aurora MySQL 互換クラスターを配置する
  • Aurora クラスターのマスター認証情報を Secrets Manager のシークレットとして保存する
  • Secrets Manager の「ローテーションを編集」ウィザードで、Aurora/MySQL 用 Lambda ローテーション関数を自動デプロイする
  • ローテーション Lambda が DB と Secrets Manager の両方へ到達できるよう、セキュリティグループとインターフェイス VPC エンドポイント(プライベート DNS 有効)を構成する
  • ローテーションを手動でトリガーし、シークレットのバージョンステージ(AWSCURRENT / AWSPENDING / AWSPREVIOUS)が更新されることを確認する
  • アプリケーションがパスワードをハードコードせず、シークレット名だけで最新の認証情報を取得する考え方を理解する

前提

  • 学習者は federated console に cloud_user ロールでサインイン済みです。
  • すべての操作は東京リージョン(ap-northeast-1)で行います(IAM などのグローバルサービスを除く)。
  • このラボでは新しい VPC を作成します(既定 VPC は使いません)。NAT ゲートウェイは作らず、Secrets Manager へはインターフェイス VPC エンドポイント経由で到達します。
  • ローテーションを有効にすると、Secrets Manager が CloudFormation 経由で Lambda 実行ロール(IAM ロール)を自動作成します。cloud_user でこの自動作成が権限不足になった場合のフォールバックは手順 7 の注記に記載しています。
  • 使用するインスタンスは db.t3.medium、ストレージはサンドボックスのガードレール内(Aurora は自動管理)です。プロビジョンド IOPS は使用しません。
  • 所要時間の目安は約 90〜110 分です。Aurora クラスターの作成には 10〜15 分かかるため、その待ち時間に手順 5(VPC エンドポイント作成)を先に進めると 2 時間以内に余裕を持って完遂できます。

ラボの構成

  1. 1専用 VPC を作成する(VPC and more)
  2. 2セキュリティグループを作成する
  3. 3DB サブネットグループを作成する
  4. 4Aurora(MySQL 互換)クラスターを作成する
  5. 5Secrets Manager 用の VPC エンドポイントを作成する
  6. 6Secrets Manager にシークレットを作成する
  7. 7シークレットの自動ローテーションを有効にする
  8. 8ローテーション Lambda のネットワークを構成する
  9. 9ローテーションを実行して確認する
  10. 10動作確認
  11. 11完了チェックリスト
  12. 12後片付け

詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。

構成図

構成図

参考リソース

参考リンク

  • Amazon Aurora — MySQL/PostgreSQL 互換のフルマネージド型リレーショナルデータベース
  • Amazon RDS ドキュメント — Aurora クラスター・DB サブネットグループの作成と管理
  • AWS Secrets Manager — シークレットの保存と認証情報の自動ローテーションの構成
  • AWS Lambda — ローテーション関数の VPC 接続とネットワーク設定
  • Amazon VPC エンドポイント — インターフェイス型 VPC エンドポイントとプライベート DNS
  • AWS KMS — シークレット暗号化に使うマネージドキーの概要

このラボが対応する試験の模擬問題集

本番形式の問題で理解度を確認できます。各試験とも先頭 15 問は無料です。

SAA-C03AWS Solutions Architect – Associate練習テスト 4 回・全 200DVA-C02AWS Developer – Associate練習テスト 4 回・全 200