Logic Apps で HTTP から Storage への自動化フローを作る

従量課金プランの Logic Apps で HTTP 要求トリガーから Blob 作成アクションまでの自動化フローを構築し、curl で実行して Blob が生成されることを確認します。

入門50Azure 実環境

ラボ概要

Azure Logic Apps は、トリガーとアクションを組み合わせて業務フローを自動化できる統合(iPaaS)サービスです。中でも従量課金(Consumption)プランは実行した分だけ課金されるサーバーレス型で、「イベントを受け取って別のサービスへ連携する」小規模なワークフローに適しています。

このラボでは、HTTP 要求トリガーで受け取った JSON をそのまま Blob Storage に保存する、データ取り込みの基本形となるフローを構築します。ポータルのデザイナーでトリガーとアクションを配置し、Azure Blob Storage コネクタの API 接続をアクセス キー認証で構成したうえで、Cloud Shell の curl から実際にフローを実行して Blob の生成と実行履歴を確認します。

なお、実運用ではアクセス キーよりマネージド ID 認証が推奨されますが、本ラボではサンドボックスの権限範囲内で完結するアクセス キー認証を採用しています。両者の違いは AZ-204 でも問われるポイントなので、参考リンクのドキュメントも合わせて確認してください。

学習目標

  • 従量課金プランのロジック アプリを作成し、Standard プランとの違いを説明できる
  • HTTP 要求トリガーを構成し、エンドポイント URL の仕組み(SAS 署名付き URL)を理解する
  • Azure Blob Storage コネクタの API 接続(アクセス キー認証)を作成できる
  • 動的なコンテンツを使ってトリガーの出力(本文)をアクションへ引き渡せる
  • curl でフローを起動し、実行履歴と生成された Blob から動作を検証できる

前提

  • Azure ポータルにサインイン済みであること
  • リソースはすべて japaneast (東日本) リージョンに作成すること
  • 作業は割り当て済みのリソース グループ 1 つの中だけで行うこと(新しいリソース グループの作成、サブスクリプションやテナントの設定変更はできません)

ラボの構成

  1. 1Cloud Shell の準備とリソース グループの確認
  2. 2ストレージ アカウントと Blob コンテナーの作成
  3. 3ロジック アプリ(従量課金)の作成
  4. 4HTTP 要求トリガーの追加
  5. 5BLOB を作成するアクションと API 接続の追加
  6. 6フローの保存と HTTP POST URL の取得
  7. 7curl でフローを実行する
  8. 8動作確認
  9. 9完了チェックリスト
  10. 10後片付け

詳細な手順は、ラボ開始後に画面内のガイドとして表示されます。

構成図

参考リソース